ここはツェルマットやアレッチ氷河への拠点となる所です。
多くの観光客が行き交います。
ブリーク駅
ブリークはパリとミラノを結ぶ重要な峠越えの交通の要衝。
シンプロン峠の入口に位置し、17世紀から商業の中心地として栄えてきた。
17世紀に建てられたシュトックアルパーの邸宅。
ブリーク生れの実業家シュトックアルパーはシンプロン峠での交易で財を成し、街の発展に大きく貢献した人物。
シュトックアルパー城
自身も6ヵ国語を話し、勉学に熱心で男女別の2つのカレッジを設立。当時この様な形で女性👩教育を考えた人物は他に例が無いと言われている。
ブリーク駅からはチザルピーノ
(イタリアの国際高速列車)
ミラノ・ベネチア行きの列車に乗車し国境を越えドモドッソラに向かいます。
イタリアンデザインの列車はイタリアの工業デザイナー「ジウジアーロ」の手によるデザインとなっている。
駅を出ると間もなく全長19.8kmのシンプロントンネルに入ります。
トンネル内で国境を越え列車はイタリアに入ります。
ブリークから30分イタリアの街
ドモドッソラに到着。
レッチベルク線はここで終了。
チェントヴァッリ鉄道に乗り換えます。
チェントヴァッリとはイタリア語で100の谷と言う意味だそうです。
其の名の通り、幾つもの美しい谷を通り越して行く絶景路線として愛されています。
正式名称はイタリア側がS.S.I.S.
アルプス山麓鉄道。
スイス側の国境の町カメード小さなトンネルを幾つか抜けるともうすぐイントラーニャです。
ドモドッソラから1時間20分
イントラーニャ駅に着きました。
一段と深い谷の中に有る村イントラーニャ。村のシンボルは教会の時計塔。
やがて列車はチェントヴァッリ渓谷を抜けロカルノに向け川沿いを走ります。
イントラーニャから27分ロカルノ駅に到着。列車は地下のホームに停車します。
平和条約や国際映画祭の街として名が知られています。
陽光が降り注ぎ、椿や椰子の木が育つ温暖な気候、カジノも楽しめるリゾートの街ロカルノには多くの観光客がやって来ます。
マドンナ・デル・サッソの聖所
ロカルノ平和条約を記念して造られた噴水。
街の中心ピァッアグランデ(大広場)歴史的な建築物に囲まれレストランやカフェが軒を連ねる大きな広場です。
毎年8月に開かれるロカルノ国際映画祭では巨大なスクリーンが登場し、およそ8,000人を収容する野外映画館になります。
2007年には小林監督の「愛の予感」が日本人監督作品として37年ぶりにグランプリを受賞した。
此方、イタリア方面のティチーノ
地方はワインの生産地としても知られています。
グロットと呼ばれる小さな食堂でワイン🍷を頂きます。
グロットとは元々山の洞窟を利用して造られたワインやサラミの貯蔵庫に人が集まって食事を楽しむようになったもの。
ヴェルザスカ谷