ローヌ川の全長812km、アルプスを源流とし南フランスを下り地中海に注ぐ大河です。
鉄道が発達するまでは此の川はフランスの物資を北から南へ南から北へと運ぶ大動脈であった。
昔ワインが初めて持ち込まれたのがマルセイユで其処から上流地域に広がっていったのもローヌ川のおかげであった。
葡萄畑が広がっています。
起源前600年頃には既に葡萄の栽培が行われていたというローヌ川流域。
ローヌ川の支流ガルロン川
ローマ時代の建造物で1985年世界遺産に登録された。
完成したのは諸説有り、紀元50年頃とも紀元前とも言われている。
水を運ぶ為の水道橋、高さ48m、橋の最上部を流れていたが現在は使われていない。水源から目的地までの距離は約50km、その間の高低差は僅か12mしかない。
建築技術の高さが伺える。40m進む毎に1cmの落差を付ける。橋は石づくりで最大6トンの石を積み挙げて造られた。最上部の幅は3m
「サン・プリヴァ城」
11世紀に建てられた由緒ある城でフランス式の庭園とイギリス式の庭園が四季を色どります。
アンリ4世など歴史に登場する人物が滞在したこともあるそうです。
今は個人の所有となっているが一般公開もされている。
「タラスコン」教会と並行してタラスコン城が建っている。ゴシック様式とルネサンス様式を合わせ持つ。
ローヌ川を挟んで向こうに広がるのが「ボケール」の町ボケール城跡、中世此の町はフランス王室の配下にあった。一方、対岸のタラスコンはプロバンス伯爵領であった。