スイス・バーゼル〜ドイツ・フランクフルト迄
バーゼル〜フライブルク〜バーデン・バーデン〜フランクフルト。
スイス・バーゼルから旅は始まります。
チューリッヒ、ジュネーブに次ぐスイス第三の都市バーゼル、此処はヨーロッパの大動脈であるライン川水運の起点都市として中世から栄えている。
多くの国際イベントが開かれる街としても知られている。
特に秋の見本市の歴史はスイス最古で1471年から今も変わらず行なわれている。
旧市街のマルクト広場に面して建つのは大きな時計塔と壁面のフレスコ画が特徴的なゴシック様式のバーゼル市庁舎です。
1501年にバーゼル市がスイス連邦に加盟したのをきっかけに建造された。
1499年のバーゼル条約によってスイス連邦は神聖ローマ帝国から事実上の独立を果たした。
商業取り引きの重要な拠点として栄えた。
バーゼルはスイス・ドイツ・フランスの3国が交差する街でもあります。
それぞれの国の平和を祈願して建てられた三国国境モニュメントがライン川上にある。手前に位置するのはスイス、川の向こう岸はフランスで川の前方右側はドイツとなります。
バーゼル駅はスイスだけに有るのではなく、此方の駅はドイツのバーゼル駅、三国に接しているため三つの駅が存在する。
此方はスイスのバーゼル駅、ネオバロック様式の建物の玄関を持つ駅舎は1905年から2年をかけて建設された。
この街の人々は毎日のように国境を超えて生活している。
2002年に通貨がユーロ€に統一された事もあって、隣の国に行くのもより便利になった。
スイスの物価は高く、🍞パンを買うならフランス、野菜を買うならドイツと気軽に買い物や食事🍴に出かける。
特急列車I,C,E,(インターシティ、エキスプレス)に乗ります。
1991年に最高時速230kmを出し、車内サービスも充実していると評判です。
森と水の街と呼ばれるフライブルクは環境保護でも先進的な取り組をしている街として知られている。
マリーアントワネットがルイ16世に嫁いでいく旅の途中で寄った街でもある。
街は石畳みが整列良く並べられ、その横をベヒレと呼ばれる清流が心地よく流れている。
フライブルク大聖堂。
高さ116mの尖塔が有り、ロマネスク様式とゴシック様式が混在した建物で1200年頃着工し、およそ300年後の1512年に完成した。
その内部は高さ、およそ50m、奥行き70m、幅30mで祭壇画やステンドグラス等が多く有り、訪れる人を中世へと導いてくれる。
4台のパイプオルガンが有り、聖火台の位置や役割により使い分けられている。
大聖堂の前に市を出すマルクト広場は日曜から土曜の毎朝、マーケットを開き、多くの人が買い物にやって来る。
フライブルクから2000年以上の歴史を持つ温泉♨の街、バーデン・バーデンへと向います。