父なる川「ライン川」歴史と今を巡る旅
ウィスバーデンからマインツに戻り、「ミッテル・ライン・バーン」に乗り換えます。（ライン川中流部沿いを走る列車）ライン川の畔は白ワインの生産でも有名。
川の丘陵には葡萄畑が広がる。
山の中腹に見える「エーレンフェルス城」が見える。現在は廃墟となっている。
ライン川の中洲にまるで舟のように浮かんで見えるのはライン川を通る舟の通行税を徴収する為の城として造ったと言われています。
プファルツグラーフェンシュタイン城
現在内部は博物館となっている。
入場料は3ユーロ
バッハラッハに到着、1,000年以上の歴史を持つバッハラッハはゴシック建築の美しい建物や木組みの家が建ち並ぶ小さな町です。
此処はワインの産地としても有名で毎年6月と10月にはワイン祭りが開催される。
今では廃墟となった教会ヴェルナー礼拝堂、1294年に巡礼者によって建てられた。
ライン川の麓バッハラッハの山の上にそびえるのが12世紀頃に建てられたシュターレツク城。現在此処はユースホステルになっている。ドイツで最も美しいユースホステルと言われています。1泊2食付きで約19€、内部は全て作り直され、窓からはライン川を見下ろすことができます。
この城はフン族が建築したと言われていて、12世紀に初めて人が住み始めた。その後、何度も襲撃されたり破壊されたりしてきて、今は改装されたユースホステルとなっている。第二次世界大戦以前はユースホステルとして第三帝国時代には再教育収容所として使われていた。1967年に改装が終わってユースホステルとして再営業するようになった。
城のユースホステルというのは少なくライン川の景色を眺めながら騎士や城主気分を味わう事が出来る。
ローレライの岩が見えて来ました。此のあたりはライン川の幅が急に狭まるうえに川底には岩礁が有る等、危険な為、ローレライの伝説が生れたと言われている。
ローレライのすぐ近く、山の中腹に見えるのは「猫城」城を建てた人物がネコに似ていた?又は建て物自体がネコに似ている等、由来は様々。
此の近くにはライン川で有名な大きなUターンが見られるボッパルトと呼ばれる所がある。大自然が生み出した芸術とも言われる。
マルクスブルク城が見えて来ました。1200年頃に築城され現在は世界遺産となっている。ライン川沿いに建つ城の中で唯一破壊をまぬがれた城として伝説となっている。
