ケンケンの夢飛行

シッペイです。性別-男。特徴-食いしん坊。趣味-街めぐり、スポーツ観戦。誕生日1月20日。友達のジュビロ君。仕事は市やチームのPR☺

スイス・チューリッヒ〜サン・ガーレン④

リマト川はやがてライン川と繫る。全長1,233kmを6ヶ国に亘って流れる。


「ラインの滝」チューリッヒから北へ35kmほどの所にある。
この滝が誕生したのは今から一万年前、氷河によって岩が削られ落差23m幅150mの滝ができたと言われている。
水量は毎秒約70万L、ヨーロッパ最大の滝と言われている。
19世紀以降ラインの滝は水力発電に利用され、現在多くの工場の電力を支えている。




ボーデン湖の畔、国境の街「シュタイン・アム・ライン」人口は約3,000人、町は11世紀初頭、神聖ローマ帝国の皇帝ヘンリー2世によって開かれ、その後ライン川貿易の要として栄えた。
中世の面影を残す旧市街はその美しさからラインの宝石💎とも呼ばれている。
町の高台に当時の城が建っている。「ボーエンクリンゲン城」最初の建設は1191年、ライン川を行き交う貿易舟の監視塔として建てられた。15世紀末最後の城主となったウルリッヒ10世の死後は住む人も無く、市が管理している。市長によるとこの周辺での城では一番保存状態が良いのだと言う。
中世の雰囲気をそのまま残したレストラン🍴として営業している。
レストラン「ブルク・ホーエンクリンゲン」一番の人気はテラス席で高台から望むライン川の景色が良い事。




町の中央の広場の周囲の建物の壁にはフレスコ画が施されている。此れ等のフレスコ画はほとんどが19世紀後半に描かれた物
で家の住人が他の人の家とは違う事を見せる為に、こぞって立派なフレスコ画を描かせた。
町を彩る壁画の中で一番新しく綺麗に見えるのはホテル「アドラー」のもので、スイス人画家「アロイス・カリジェ」により1956年に描かれたもの。
描かれてから50年経った現在初めての修復作業となった。