スペインの渇いた赤い大地
今を生きるラ・マンチャの男たちに出会う旅
アランフェス〜モタ・デル・クエルボ〜アルカサル・デ・サン・ファン〜ソクエジャモス〜アルバセテ
を旅します。
旅の始まりはイベリア半島の中心に位置するスペインの首都マドリード。
人口約300万人、標高650m、政治・経済・文化の中心。年間数百万人の人々が訪れる観光地。
レンフェと呼ばれるスペイン国有鉄道の列車
高層ビルが建ち並ぶ新市街エリア、カスティジャーナ大通りのマンハッタンと呼ばれる近代的な景色はこの街が一国の首都であることを実感させてくれる。
一方、旧市街エリアに足を踏み入れると、そこは初めて訪れる人にとっても、何処か懐かしい佇まい。
石畳みの一つ一つからこの街に流れる長い時間と生き生きとした生活の温もりが伝わって来る。
マヨール広場、ドン・キホーテの作者ミゲル・デ・セルバンテスの石像があり、彼を記念した広場でドン・キホーテの従者サンチョ・パンサの銅像もドン・キホーテの銅像と一緒に建ち並んでいる。
此処から列車の旅が始まります。
レンフェに乗ります。
窓から見える赤い花はスペインでアマポーラと呼ばれるひなげしの花です。