太陽と情熱に燃える国スペイン(マドリード~トレド/クエンカ)
スタートはマドリード、プエルタ.デ.アトーチャ駅(10時20分出発)
列車はスペイン国鉄レンフェのアバントという車両。トレドに向かいます。
トレドはスペイン中部カステーリャ.ラ.マンチャ州の州都、乾いた土地を意味するアラビア語のカステーリャの語源となっている。
風の強い台地としてドンキホーテの舞台としても知られている。
トレド駅10時50分到着
トレド駅の開業は1920年、ネオ.ムデハル様式の建築。駅からタクシーで街の中心迄約10分、街をぐるりと囲む城壁がある。
トレドは1561年に首都がマドリードに移る迄、政治や経済の中心として栄えていた。
タホ川で三方を囲まれたトレドは16世紀で歩みを止めたまま。ローマ時代から異なる文明国家に治められてきた。
ユダヤ、イスラム、キリストの3つの文化が今も同居している。
旧市街の東に架かるアルカンタラ橋、イスラム教徒によって架けられ修復を繰り返して現在の形になったのは13世紀、アルフォンソ10世の時代、アルカンタラはアラビア語でアーチを意味する。
13世紀に架けられたサン.マルティン橋、14世紀に修復されたゴシック様式の石橋です。
かつては、この2つの橋のどちらかを渡らなければ街の中へは入れなかった。
時間を止めた街全体が博物館のような街は1986年世界遺産に登録された。