首都ソフィア〜バルカン山脈
ブルガリアの首都ソフィアの人口は約120万人、この街はブルガリアの文化、経済の中心地。
周辺地区には社会主義時代の名残りである集合住宅が建ち並んでいる。
街の中心部には数多くの歴史的建造物がある。
様々な民族が混ざり合う様子はこの国の複雑な歴史を物語っている。
アレクサンドルネフスキー寺院
多くの観光客が訪れるこの街の名所の1つです。
1878年ブルガリアはロシア・トルコ戦争の結果、オスマントルコの支配から開放された。
この寺院はブルガリアの独立に貢献し、戦死したロシア人達を弔う為に造られました。
1882年に建設が始まり完成までに40年もの歳月を要した。
曲線を使ったなめらかなデザインが威圧感を和らげている。
寺院の下にはイコンと呼ばれる宗教画が描かれた博物館がありブルガリアの宗教技術を見る事が出来る。
聖ゲオルグ教会はソフィアにある最も古い建造物。
四方をビル🏢で囲まれているが内部に繋がるルートがいくつも設けられている。
煉瓦造りの教会は4世紀に建てられたもの。一時イスラム教の寺院として使われるようになった事もあった。
中央のドームは高さ15m.直径は10mある。内部に描かれたフレスコ画は保存状態こそあまり良くないものの、この建物の長い歴史を物語る貴重な資料となっている。
又、教会の裏手にはローマ時代の遺跡も残っている。
ソフィア一番の繁華街ヴィトシャ通り、近代的な建物と古い建造物が違和感なく共存している。
右側に見える緑の屋根の建物はブルガリア最大の歴史博物館
ヴィトシャ通りには様々な店が並び資本主義らしい賑わいをみせている。
しかし、1989年末に共産党のドドル・ジフコフ議長、及び共産党書記長辞任による共産党独裁政権が崩壊するまでブルガリアは社会主義陣営の一員であった。
1989年から始まった改革はブルガリアの社会を根底から覆した。ブルガリアの人々は今も新しい姿を模索しているところです。