カンヌ・ニース
いよいよ、コート・ダ・ジュールの美しい街へと向かってみましょう。
やって来たのは「カンヌ」毎年、国際映画祭が開かれ世界中のセレブ達が集う事で知られています。
沢山のヨットやクルーザーが紺碧の海に浮かんでいます。
入江に造られた「アンティーブ」の街、ここは画家「ピカソ」が愛した街、海沿いに17世紀此の地域で勢力を誇っていた「グリマルディ家」の城塞グリマルディ城が在ります。ピカソはここをアトリエにして沢山の作品造りに没頭しました。
「アンティーブ・ピカソ美術館」その大半を市に寄付し、今はピカソ美術館になっている。
次にやって来たのは南フランス・コート・ダ・ジュールの中心地「ニース」の街です。
19世紀以降貴族達を虜にしてきたニース、今では世界中のセレブがこぞって訪れる高級リゾート地と成りました。オレンジ色の屋根とブルーの海のコントラストがとても綺麗な街並みです。
海辺の中程、赤茶色のドームを頂く重厚な建物が目を惹きます。1913年に開業した5つ星ホテル「ネグレスコ」です。
此の街の名物といえば花市場、何百種類もの花が目を楽しませてくれます。
此方は最も古い花屋さん、創業は1903年
ニースの代表的な花はカーネーションとミモザ、ニースは特にカーネーションの本場です。地中海原産のカーネーション、19世紀イギリスの貴族達がカーネーションをイギリスに持ち帰ったところ、大評判となり以来、花市場はニースに欠かせない場所となった。