バレッタのバス🚌ターミナルはさながらバスの博物館のよう。島のあちこちに昔ながらのバスが市民の足として行きかっている。
150年の歴史を持つ土産物屋で旅人の一番人気はバスグ。
バスの所有者はドライバー自身、自分好みに改造を施して愛情をそそぎ、そして個性を競っている。
このバスの車体は45年も前のもの持ち主がキャデラックのモデルをモチーフにした車を見せてくれました。
ドライバー達の憩いの場、名物はミルクティーとサンドウィッチ、美味いものはドライバーに聞け!❢
現役最古のボンネットバス、50年前に造られたボンネット。
城内の街イムジーナと郊外の街ラバト、ここは2000年を越えるマルタの古い都です。
「ラバト聖パウロ教会」
ラバトはマルタにおけるキリスト教の発祥の地、聖パウロ教会は其の歴史を伝えている。
西暦60年、キリスト教の伝導者達は地中海で嵐に見舞われ、ここマルタに到着。
ラバトの人達は彼等を手厚く持て成し、此の時の伝導者の一人がイエスの使徒パウロ、教会の下に彼が潜んだ洞窟が残されている。
キリスト教が認められていなかった時代、パウロはここで熱心な布教に取り組み、その偉業を称え1990年先のローマ法王ヨハネパウロ二世も此の地で祈りを捧げている。
聖パウロの地下墓地
ひたすら岩を刳り貫いて1,000人もの信者を埋葬した巨大な聖パウロの墓
100年以上も前に僅か17名で設立されたラバトのブラスバンドのクラブ。
今では海外でも講演を行い、数々の音楽賞も獲得したマルタきっての名門クラブとなった。
フェニキア人が城壁を築き、此の地を安全な場所を意味する「メリタ」と呼んだのが紀元前8世紀。イムジーナはマルタ発祥の地と言われている。
「ラバト守護聖人祭」祭りはブラスバンドの演奏から始まります。
守護聖人パウロの登場、人口39万人のほとんどがク信者と言われるマルタ共和国
古くから娯楽の少ない島国で夏の守護聖人祭は今も人々の最大の楽しみです。
地中海の中央、紺碧の海に剥き出しの断崖が続きます。マルタの島は悠久の時が育んだ石灰岩の塊です。
今も島の至る所で石の切出しが行われている。
「石灰岩遺産」屋外博物館
先史時代の神殿造りを再現、石灰岩に残る貝の化石から島が昔、海の底だった事が判ります。
雨が少なく川の無いマルタでは、僅かな地下水が貴重な飲み水。
岩盤を掘り抜き、井戸を確保する事が街造りの原点であった。