トルコ ガラタ橋を渡って新市街へ
新市街はイスタンブールのビジネスの中心、新市街のランドマークとなっているのが、高さ68mのガラタ塔、6世紀初めに灯台として使われたのがその起源。14世紀ジェノバ人の手により監視塔へと改修され、その後は牢獄や天文台等として使われてきた。 ガラタ塔には現在エレベーターが設置され、其の最上階からは金角湾とボスポラス海峡の美しい景色を眺める事ができます。 レストランやナイトクラブ等も設置されている。
オスマン朝最期のスルタンの居城として19世紀なかば10年以上の歳月をかけて建てられた。
ドルマバフチエ宮殿。
白亜の大理石を使い、ボスポラス海峡を正面に望むように建てられた全長600メートルにも及ぶ壮麗な建物、圧巻は儀式の間、かつて諸外国からの特使を招いて豪華な レセプションがおこなわれた場所です。56本の円柱、豪華な天井装飾、750個ものキャンドルが付いた、重さ4.5トンの巨大なクリスタルシャンデリアに目を奪われる。
アタチュルクの執務室と呼ばれ、トルコ共和国初代大統領ムスタファケマル・パシャの執務を行った場所。 地元の人気スポット、オルタキョイ 路地に入るとトルコならではの嗜好品、ナルギレと呼ばれる「水タバコ」を出すカフェが並んでいる。
オリエント急行の終着駅としても知られる「スィルケジ」駅はヨーロッパ側の終点
アガサ・クリスティもこの駅に降り立っている。
検札は列車内でおこなわれる為、ホーム迄自由に出入りする事ができる。
アジア方面への始発駅より出発する「パイダルパシャ」駅
海峡を望むネオゴシック様式の駅舎は1908年ドイツの協力によって建てられたもの。
イスタンブールから1時間30分イズミット駅に到着。
ここはトルコのシルク絨毯生産産業の中心として知られる。
イズミットの近くヘレケに工場がある。ヘレケは人口1万人の小さな町。イスタンブールのバザールでは高値で売られている。
ヘレケの絨毯産業は1840年皇帝の命により宮廷で使用する絨毯の工房が此処に設立され全国から優秀な織手が集められてヘレケの絨毯が誕生した。
ヘレケ絨毯工房博物館
この工場は1843年スルタン、アブドルメヒトの時代にトルコ初の生地工場として建てられた。
絨毯が作られるようにできるのは1891年の事。
今では工場としてだけではなく博物館としても活躍している。
生地を編む機械は1845年から変わらず使い続けられている。変わったのは人だけで製法は当時から何ひとつ変わっていない。
生地は8時間かけてようやく20cmほど編みあがる。
糸と型を組み上げるだけで2ヶ月もかかる。
こちらの工場は歴史的な絨毯作りの技法を受け継ぎながら博物館としても重要な役割を果たしている。創業当初、こちらの工場では25人もの人が働いていた。
技術を身に付けるのには1年程かかる。絨毯は1時間かけて1,000本を紡ぐ。