世界遺産の街
クエンカ
クエンカへの列車はマドリードのビシャベルデ.バッホ駅から発車する。
1日4便の列車でセルカニアスというスペイン国鉄のローカル線列車。
8時55分発マドリードからクエンカまでは約200km、11時40分クエンカ駅に到着。
クエンカは崖の上に造られた街。
クエンカとはラテン語で川の盆地を意味する。ローマ時代、既に此処に街があったと言われている。
限られた土地で建物は上へ、上へ、と延ばされていった。中世時代の高層ビル群のよう。
歴史的城塞都市として1996年世界遺産に登録。
カテドラルは12世紀~13世紀にかけて造られた街のシンボル的存在。
1177年イスラム教徒からキリスト教徒に奪回された。奪回に成功したカステーリャ王、アルフォンソ8世は軍隊を連れてクエンカの城壁内に入った。
カテドラルはモスクだったものを教会に建て直した。
宙吊りの家は14世紀に王家の別荘として建てられたもの。現在はレストランが入っている。
パラドール.デ.クエンカはスペイン独特の国営ホテル、16世に建てられたパン.パドロ修道院を改装してホテルとした。
回廊や中庭のあるのも修道院時代の面影を残す。
セマナ.サンタ(聖週間)
復活祭(イースター)までの一週間
復活祭は春分の日の後の最初の満月の次の日曜日
三角頭巾は昔、異端信者の審問時に被せられたもの。
行列行事、プロテシオン。