ケンケンの夢飛行

シッペイです。性別-男。特徴-食いしん坊。趣味-街めぐり、スポーツ観戦。誕生日1月20日。友達のジュビロ君。仕事は市やチームのPR☺

ベルギー(ブリュッセル)紀行7️⃣

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ブリュッセルに戻って来た。
毎年7月初旬にグランプラスで「オメガング」と呼ばれるベルギー最大級の祭りが繰り広げられる。
「オメガング」とはぐるりと歩く🚶‍♂️という意味。

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中世にタイムスリップしたかのような豪華絢爛な錦絵巻のような祭典が始まるのは夜9時。
16世紀この地の統治者だったハプスブルグ家の神聖ローマ皇帝、カール5世が皇太子を連れて、この地を訪れた時、市民が歓迎を込めて行った行列に由来する。
開始時刻近くになると市民が当時の装束を身に着けて集まって来る。
広場で貴族に扮しているのは本物のベルギー貴族の人達。子供達は後を継ぐ将来の貴族。
総勢1,400人程が出場する。

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カール5世が馬車で入場して来る(カール5世は現在のベルギーで生まれている)ハプスブルグ家の支配地域が広いので生まれ故郷にはほとんど留まる事はなかったが、高年、長男のフェリペをネーデルランド(オランダ)の君主とし、その儀式を1549年ブリュッセルで行った。
その歴史を再現した祭りとなっている。
カール5世を演じているのは本物の公爵。
フェリペ2世も本物の貴族。
祭りもクライマックスになるとギルドの親方達も出てきて、中には3mにもなる竹馬に乗った軍団が出てくる。竹馬文化は14世紀から続く伝統を誇る。
竹馬騎馬戦が開始される。
竹馬に乗ったまま相手を竹馬から落とす。
この祭りが貴族同志の社交場ともなっていて、此所で知り合って結婚に至る貴族もいるそうです。

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ベルギー(ワロン地方の旅)紀行6️⃣

「トゥルネー」はベルギー、ワロン地方、最西端の町。
古代ローマ時代に築かれた歴史と文化遺産の町、ベルギー最古の町とも言われている。
フランク王国最初の首都となった。
ベルギーで最も古い鐘楼「トゥルネーの鐘楼」高さ72m、12世紀に教会ではなく、市民が建てた。
ユネスコ世界遺産に登録された。
もう1つの世界遺産、トゥルネーの「ノートルダム大聖堂」5つの塔を持つ、塔の高さは83m、建て物の長さは134m、幅66m。

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此所でフランク王国初代の国王「クロビス一世?」が産まれたのでフランス発祥の地とも言われている。
かつての城壁がエスコ川に架かる橋として残っている。
敵が来た時、橋の上から砂を落として川を埋めた。
今でも3,000tonの船が通れる。

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「モンス」人口、約93,000人、ワロン地方の文化市に指定されている。
ユネスコに登録された無形文化遺産の祭りが開催される。
「聖ウォードリュ参事会教会」14世紀にペストが大流行した時、ペスト根絶を祈願して聖ウォードリュ(女性)の遺骨を納めた遺物箱を掲げて街を回ったら奇跡が起きた。
ル.ドゥドゥ(モンスの守護聖人祭り)の始まりとなった。
年に一度遺物箱が祭壇から降ろされ黄金の馬車と呼ばれる「山車」に乗って街に出る。
馬車と呼ばれているが、馬で引くのではなく、市民の手で引き回される。
修道院などの60ものグループが中世の装束を身に纏って聖母子像等を掲げて町を練り歩く。

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儀式が終わると怪物ドラゴンの「張りぼて」が現れドラゴンの尻尾の毛(馬の毛を使っている)をむしり取る。取った人は幸運を呼ぶと言い伝えられている。
馬に乗った騎士「聖ジョルジュ」が現れる。
守護聖人として崇拝されている)「聖ジョルジュ」と「ドラゴン」が戦う「リュムソンの戦い」、悪を退治する英雄伝説がこの祭りに加えられた。
ドラゴンの尻尾の毛をむしり取る為に競いあう。「毛」は一年間幸運に包まれると信じられている。
上半身裸になるのは、掴みあいで服を破られない為。

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ベルギー(ワロン地方の旅)紀行5️⃣

「トルニー」はベルギー最南端の村、人口約300人、フランスとの国境沿いにある。
目と鼻の先の隣村はフランスのロブロア村、ベルギーのプロバンスと呼ばれる。ベルギーの中でも温暖な地方、家々に花が飾られている。今でも村の中心に洗濯場の建物が有り、山からふんだんな水量を引いている。

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ワインの醸造所がある。
村が経営するワインセラー「ポワリエ.デュ.ルー」
5種類の葡萄を栽培している。
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フランスとの国境に沿って北西に45km行くと歴史の街「ブイヨン」がある。
エルサレム奪還を目指した十字軍出発の地、
スモア川沿いの上にブイヨン城がある。
中世の面影を最も良く残している城と呼ばれている。
大きく湾曲するスモア川に囲まれた岩山を崩して建てた城。
11世紀第一回十字軍の総大将となったのが当時の城主「ゴドブロア.ド.ブイヨン」
ヨーロッパ各地から集まった兵力は合わせて60万人となった。
ブイヨンを出発して半年後にコンスタンチノープル(トルコ)、その後イスラム勢力と戦闘を繰り広げながら2年半をかけて1099年エルサレムを奪還した。
城は遠征費用を稼ぐ為、売り渡した。
ブイヨンはエルサレムの王となった。
1年後にはエルサレムで死に、そこに埋葬された。
ゴドブロアの母がエルサレムに建てられた息子の十字架を持ち帰るように頼み、今でも
ブイヨン城にその残骸が保管されている。

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ベルギー(ワロン地方の旅)紀行4️⃣

「スパ」はリエージュから南東に40km、日本では温泉の意味で使われているスパと言う語源になった町だが実際は温泉ではなくミネラル分をたっぷり含んだ豊かな泉の町。
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ローマ時代から知られ、16世紀には高級リゾートとして知られるようになった。
「テルム.ド.スパ」
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今は温かくしているが、昔は冷泉を飲んで医療用としているのが主流だった。
「ジェロンステールの泉」
鉄分や硫黄を含み保湿効果がある。
1717年戦争の最中、ロシアのピョートル大帝がスパに立ち寄り、この泉の水を飲み続けて体調を回復させたことでスパの評判が高まった。
「トヌレの泉」鉄分や炭酸水を含んでいて消化器官に良いとされる。
強い成分が含まれていないので赤ちゃんや子供も飲めるのでミネラルウォーターとして販売されている。

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シャトーホテル「マノワール.ド.レビオル」
20世紀初頭に建設された。

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「デュルビュイ」
世界一小さな町。
ウルト渓谷にすっぽりと囲まれ、こじんまりとまとまったこの集落は14世紀、ボスニア王であるルクセンブルク伯爵だったジャンド.ボエニによって町と認定された。
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デュルビュイ城はウルト川沿いに9世紀に築城されたが破壊と再建を繰り返し、19世紀に改修された。
端から端まで歩いても10分の町、蔦の絡まる石造りの家と石畳の小道を歩くと中世にタイムスリップしたような雰囲気。
絵本のような世界に迷い込んだ感じになる。

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「ル.サングリエ.デ.アルデンヌ」
日本の皇太子(今の天皇、夫婦も来たことのあるレストラン。
日本人の料理人が居る。
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オルヴァル
ビールの醸造所がある。

オルヴァル修道院、現在15人の修道士が暮らしている。
1948年に再建された新しい建物。
フランス革命の余波を受けて、かつての旧修道院は破壊された。
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再建に力を貸したのがビールの醸造所であった。昔からキリスト教修道院ではパン、チーズ、ワインなど食用のものを自ら造り、自給自足していた。

葡萄🍇栽培に向かないベルギーではワインの代わりにビールを醸造した。
現在、修道院でビール🍺を醸造しているのは7箇所、そのうちの6箇所がベルギーの修道院
ビールの瓶の栓をする直前にポップを加えるなど独特の製法で作られている。
オルヴァルビールは聖杯型のグラスで飲むのが一般的。フルーティーな香りと苦みの味が生かされたビール。
アルコール度数6.2度、辛口ビール。
ジョッキ🍺で飲む生ビールのように喉越しを楽しむのではなく、じっくりと深い味わいを楽しむビールである。

ベルギー(ワロン地方の旅)紀行3️⃣

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ベルギーでも人気の観光地「アンシュールレッス」に行きます。☺️
ムーズ川の支流、レッス川沿いの街。
ディナンから南東へ40km。町の名前はレッス川にある「アン」という村の意味。
ミニ列車に乗って約10分で洞窟に到着。
鍾乳洞「アンの鍾乳洞」洞の中をレッス川が流れる。全長14kmのうち一般公開は1.5km。

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ヴェーヴ城 近年17世紀の設計図を基に大改修が行われた。
内部も展示できるようにした。
当時の家具や調度置かれ当時の貴族の暮らしぶりを見ることができる。
ルイ16世、マリーアントワネット、ナポレオンとも関わりのある家系の貴族の館。

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水の庭園「アンヌヴォワ城」
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リエージュ」ワロン地方最大の都市、人口は約20万人、鉄鉱石を元に金属重工業の町として栄えた。
強大な力を誇る司教が治めていたキリスト教の宗教都市。

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ムーズ川の川沿いにテントが並ぶ市場(朝市)、世界一長い市場と言われている。
「ラ.バット市場」
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ワロン民族博物館があり伝統の人形劇を見ることができる。吊り下げ式操り人形。

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ベルギー(ワロン地方の旅)紀行2️⃣

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ベルギーのワロン地方はフランス語文化圏であり、広大な丘陵地帯を覆う「アルデンヌの森」で代表される。

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ナミュール」はブリュッセルから南東へ60kmの所にある。
サンブル川とムーズ川との合流した所にあり、古くから交通の要所、軍事拠点としての役割があった。
「シタデル砦」は10世紀に築かれた。
ワロン地方には数多くの城(砦)が築かれた。
フランス革命の余波で破壊されたが、昔は川沿いに要塞(砦)が築かれていた。
今でも破壊されずに、わずかに痕跡が残されている所がある。
「サンブルとムーズの門」門の奥には市場がある。
向かって左はサンブルの像で実りを象徴する麦の束を手に持っている。
右はムーズの像で壺から貝殻に水を注いでいる。これはサンブル川とムーズ川の合流を表している。

旧市街の真ん中に高さ20mの「ナミュールの鐘楼」がそびえている。
もともと、教会の鐘楼だったが教会の火災により八角形の天窓部分と鐘だけが焼け残り、城壁の一部だった所に移された。
18世紀に城壁は破壊されたが、この鐘楼は残された。
およそ30を数えるベルギーの鐘楼群の一つとして、ユネスコ世界文化遺産に登録された。

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ムーズ川沿いの街「ディナン」に入ります。
ランドマークはノートルダム教会、最初はロマネスク様式だったが、背後の崖が崩れて再建はゴシック様式となった。

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街中にサックスのオブジェが沢山ある。
「アドルフ.サックス」がサックスの音という意味のフォーンを発明してサキソフォーンと呼ばれるようになった。
アドルフ.サックスの生家が記念館として展示されている。
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人気の菓子店「ジャコブス」は1860年創業で「クック.ド.ディナン」という堅焼きのビスケット🍪である。
小麦粉と蜂蜜が素材。硬いので口の中で少しずつ溶かしながら食べると蜂蜜の味が出てくる。

ベルギー(ワロン地方の旅)紀行1️⃣

一般的に海外旅行のツアーで「オランダ、ベルギー」はイタリア、スペイン等と比較すると割高感のある旅行✈️👜です。
ベルギーは北部海岸側の「フランダース地方」はオランダ語圏で南部山側はフランス語圏の「ワロン地方」に分かれていて、一般的にツアー内容はフランダース地方の首都「ブリュッセル」「アントワープ」「ゲント」等を周ります。

以前、載せたブログでもオランダ、ベルギー紀行は上記の街について書いています。

さて、今回はベルギーの中でもほとんどのツアーが訪れない「ワロン地方」について書いてみます。
最初はまず、首都の「ブリュッセル」について触れない訳にはいかないので、其について触れますが、後半、ワロン地方の旅が終わると又、首都「ブリュッセル」に戻って来て、滅多に見られ無い「お祭り」に就いて触れることにします。
まずは、ベルギーのほぼ中央に位置する首都ブリュッセルから参りましょう。☺️

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人口約100万人、欧州委員会本部やNATOの本部がある国際都市です。
王宮はルイ16世様式で建てられている。
国王の居る王制の国です。
国王の執務室も有りますが、他は一般公開もされている。
周囲の様々な国の支配を受けてきたベルギー地域は独立戦争を経て1830年10月4日に独立宣言し、ローマカトリックの国家を設立。
初代ベルギー国王にドイツの名門、ザクセン.ホーフブルグ家からレオポルド1世を迎え入れて1831年7月21日に即位。

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旧市街の中心にある「グランプラス」はユネスコ世界文化遺産に登録された。
文豪「ビクトル.ユーゴー」が「世界一豪華な広場」と称えた。
15世紀に建築されたゴシック様式の市庁舎。高さ96mの塔は当時のギルドの力を表している。
毛織物工業や交易で栄えた街に同業者組合としての「ギルド」が作られた。
この街の繁栄の原動力となった。
ギルドの精神は相互互助。製品の価格や品質は「ギルド」で厳しく管理した。
ギルドはそれぞれの職業毎に守護聖人を持っている。ギルドハウスにはそれぞれの職業を象徴する像が聖人として飾られている。
その後、産業革命によってギルドは解体し役割を終えた。

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1847年に建築された商店街「ギャルリー.サンチュベール」は世界最古のアーケード街と言われている。
天井はガラスで明かりが採られ、両側にはアール.ヌーボーの建物が並ぶ。
其処にはハンドメイドのカバン👜の老舗、時計店⌚、刺繍、レース、織物等、王室御用達の店が軒を連ねている。
欠かせないのが「チョコレート🍫店」「ゴディバ」や「ノイハウス」新しい王室御用達の「ピエール.マルコリーニ」が並んでいる。
2009年にオープンした「ローラン.ジェルボー」チョコレートの本場ブリュッセルでも注目の店。
1粒一粒、選んで買うのがベルギー流だとか⁉️
この店のチョコレートは砂糖がほとんど使われていないビターチョコレートで大人の味。
1829年創業の喫茶店「ダンドア」でワッフルを味わうことができる。
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忘れてはならないのが「ビール」国民一人当たりの飲む量は日本の2倍。
ビール🍺専門のカフェ「ムーデル.ランビック」生ビールだけでも46種類揃えている。
瓶ビールを合わせると200種類以上になると言われている。
日本では絶対手に入らないビールも有る。
ベルギーでは1300種類のビールが作られている。
サーバーの直ぐ下にビールの樽が置かれている。ビールの樽からサーバー迄長いパイプで引っ張っている店が多い。
グラス🍷も様々な銘柄毎に用意されている。
造醸所毎によってこだわりが有り、グラスの形状によってもビールの味、薫り、色が変わってくるからと言う。
「ヴァレール.エクストラ」はレモン🍋等の柑橘類の味わい。
ベルギーでは珍しい黒ビール「モンクス.スタウト.デュポン」(少量生産のデュポン造醸所で造られている)
赤褐色の「ビンク.ブロッサム」蜂蜜が入っているが甘くなく、むしろ苦味がかっている。
「カンテッヨン.クリーク」はベルギーならではの製法が自然発酵で二次発酵までさせているビール🍻である。
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お楽しみに❗