保存鉄道の旅
そこには古き良き時代の素朴な味わいが有る。
コッツウォルズはロンドンから西におよそ200kmの所に位置する美しい丘陵地帯である。
標高250m以下のなだらかな丘が連なり草を喰む羊🐑の群れがのどかに見える。
羊小屋と言う意味のあるコッツウォルズは13世紀から14世紀にかけて羊毛産業で栄えたが19世紀に産業革命の波🌊に飲まれ衰退していった。
此の地方は石炭が採れない為、鉄道が轢かれなかった。この為、古いイングランドの面影が手つかずのまま残っている。
ペリーグローブ鉄道はコッツウォルズの西の豊かな森に覆われた丘の中腹にある。
レール幅約38cmの狭軌鉄道である。まるで遊園地🎠で見かけるような蒸気機関車である。1.2kmの短い路線だが、森の樹木を身近に感じる。清々しい体験が出来る。
子供たちにとって忘れられない1日になる事だろう~
マイケルさんと妻のフランシスさんは二人でこの鉄道を作りあげた。ロンドンでの都会暮らしを捨て、1990年二人で鉄道を作る事を決めた。
それから三年、イングランド中を探し廻って、ここペリーグローブに決めた。
なにも無い荒れ地を整理し、1996年鉄道が完成し、1996年鉄道が完成し二人はこの鉄道は私達の家そのものと語る。
子供の誕生祝いにこの鉄道を利用する家族👪も多い。
ストラトフォード・アポン・エイボンはコッツウォルズの一番北に位置する。ここは以前、シェイクスピアの故郷として内容を紹介した。
ストラトフォード・アポン・エイボンは川と街道が交差する所でもある。13世紀頃から交通の要として発展してきた。
エイボン川が流れるこの街を観光船に乗って眺めるのもゆったりとした気分になる。
ホーリー・トリニティー教会にはシェイクスピアが埋葬されている。
シェイクスピアは1616年4月23日52歳で誕生日と同じ日に人生の幕を閉じた。