3日目、6月28日、晴れ、気温32℃~34℃、ウィーン歴史地区観光。
午前中はウィーン郊外の「シェーンブルン宮殿」の見学です。ウィーン中央駅より南西へ6.5km位の所にあります。
ハプスブルグ家の夏の離宮として17世紀末にレオポルト一世の命により造営が始まり、マリア.テレジアの時代に完成した。
バロックの巨匠、フィッシャー.フォン.エアラッハによる大宮殿。
丘の上に宮殿を建てようとしたが工費の面から没になった。その丘にはマリアテレジアが好んで休息したグロリエッテが建っている。
17世紀初めマティアス皇帝が当時この地の狩りの城の森で美しい泉を発見したので、これに由来している「美しい泉」という意味です。
外壁の色はマリアテレジアが好んだ、マリアテレジアンイエローで統一されている。
部屋の総数は1441。
ボヘミアングラスのシャンデリアや金箔の漆喰など内部の装飾がまばゆい。
フランツ.ヨーゼフ一世の執務室や大ギャラリー等も見所がある。
庭園の総面積は1.7平方キロメートル(東京ドーム36個分)動物園や迷路式の庭園も敷地内にある。
宮殿見学は27室までを廻るインペリアルツアーと39室を廻るグランドツアーがある。
我々はグランドツアーもインペリアルツアーもなく、外観を眺め、庭園の一部を散策するのみであったが、インペリアルツアーについて内容を紹介すると、最初に訪れるのはフランツヨーゼフ皇帝夫妻が使っていた宮殿西翼部分第4室皇帝の書斎や第5室の寝室、第10室エリザベート后妃のサロン等があり、新婚の1年間だけ使われたという第9室夫妻共同の寝室もある。
12a室「エリザベート后妃の浴室」ではシャワーまである大理石のバスタブが置かれている。
小部屋のひとつには第11室「マリーアントワネット」の部屋もある。
幼いモーツァルトがマリアテレジアの前でピアノを弾いた第16室「鏡の間」は美しいサロン。
幅10m、長さ40m.もある第21室「大ギャラリー」はマリアテレジアの時代に祝賀行事用にホールとして造られた。大ギャラリーの奥(庭園側)に第22室小ギャラリーがあり、その両サイドには第23室中国の丸い小部屋があり、マリアテレジアの大きな肖像画が掲げられた第27室「祝賀の間」でインペリアルツアーは終わり。
その先はグランドツアーのチケット🎫が無いと入れない。
これで「シェーンブルン宮殿」の紹介は終わりです🍀
午後は「ウィーン市街」見学と自由行動の時間となります。