文豪ヘミングウェイが愛した情熱の大地
ビラール教会
ビラールとはスペイン語で柱を意味する。
この場所に最初に教会が建てられたのは1世紀初頭、現在の建て物は19世紀に完成した。
聖ヤコブが川辺の所で柱を受け取り、ここに礼拝堂を建て、教会は聖母マリアに捧げられた。
天井にフランシスコ.ゴヤが描いた「神の御名の礼賛」というフレスコ画がある。
イベルカハ.カモン.アスナール美術館には
ゴヤの作品が展示されている。
ゴヤは40代で宮廷画家に任命された。
サラゴサ市内からおよそ50kmのフェンデトドスの村で1746年にゴヤは生まれた。
当時は羊飼いが暮らす貧しい村だった。
ゴヤは版画や風刺画も製作している。
風刺画で教会の堕落ぶりを批判している。
ここは標高750mの高地で冬は厳しい寒さに加え、大雪が積もる。
フェンデトドスには川が無いので水は地下水が頼り。環境の厳しさは氷の貯蔵庫を持っていた事からもうかがえる。
サラゴサの民族舞踊「ホタ」(ギターとカスタネットでリズムをとる)
収穫祭に各地域から町や村を代表するチームが集まり披露する。
サラゴサから北東に約300km程にログニーニョがある
エブロ川の水を利用したワイン栽培が行われ、ワインの産地として知られている。
乾期である9月にブドウ🍇の収穫祭が行われる
大きな「ハリボテ」が主役だが、これは13世紀に祭りの時舞台で披露された人形が始まり。
葡萄を絞り、その最初の絞り汁を守護聖人「バルバネラ」に捧げられ一週間に渡って踊りや音楽の演奏が続く。