ケンケンの夢飛行

シッペイです。性別-男。特徴-食いしん坊。趣味-街めぐり、スポーツ観戦。誕生日1月20日。友達のジュビロ君。仕事は市やチームのPR☺

🇭🇷クロアチアの旅(プリトヴィツェ湖)

昨日は回り道をしてスプリトに行ってしまったので、今日は一つの見所である「プリトヴィツェ湖」に行ってみましょう❗
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日本に居ては、ほとんど聞き慣れ無い湖だと思います。
私も初めて知りました。
プリトヴィツェ湖とその国立公園は一世紀以上にわたりクロアチアのみならず全ヨーロッパに知られています。湖はリカ地方の端にあり、ボスニアヘルツェゴビナとの国境近くに位置します。
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プリトヴィツェ湖はクロアチア、カルスト地層中の水流や地質形成現象が明らかになり、プリトヴィツェは石灰華形成という生機能活動の生きた実験室であるとされています。
石灰華は、湖と川の水が残す沈殿物によって形成される結晶性炭酸カルシウムです。1949年4月8日クロアチア共和国議会は、プリトヴィツェ湖を国立公園に指定しましたが、これはクロアチア初の国立公園です。
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湖はどのように形成されたか?
今まで何百万年にもわたって、最後の間氷期に、雨水がプリトヴィツェ湖一帯のカルスト地層を通って地下の石灰岩層に浸透しました。これらの雨水は、不浸透の粘土砂岩層にまで達し、そこから二つの泉となって地表に湧き出てきました。こんにちそれらは黒川および白川と呼ばれ、カルストの尽きることのない源泉になっています。水はまたいくつもの溝や峡谷や谷間にも流れ込みましたが、それらは現在でも見ることができます。
水中のある種の化学成分が岩石と溶けあってカルスト層地下の池に溜まり、有機変化を起こして様々な石灰華形成植物を生み出し、石灰華が沈殿して形成され、それらが堆積して湖水を堰き止めるまでに成長したとされます。倒木は谷間のあちこちを遮り、様々な石灰華形成植物を捕らえて、生機能的な成長がゆっくりと進み、分化が全体に始まったのです。
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温暖と寒冷が繰り返されるという好ましい気候がこれらの石灰華の堰堤に遮られて湖面積が広がり始めた為、水はそれを乗り越えて溢れ、硬い石灰華の新たな層を作り出して来たのです。
水域はいずれも過去数千年の間にその姿と大きさを変えてきましたが、それはこの渓谷全体の幅が変わったことと、地質が多孔質でなく横溝があったためです。地殻構造上の運動を含むこのような自然界の変化は、さまざまな滝を新たに作っては壊してきました。
それから石灰岩盤の中に新たな渓谷がいくつも出来、水が下層に浸透して、浸食作用が進みました。
このようにして、上湖群と下湖群の二つのグループの湖群が異なる高さにでき、さらに垂直の岩盤ができてそこをプリトヴィツェ川がサスタヴツィに流れ落ちるようになりました。
その下流がコラナ川の峡谷になります。コジャク湖の左岸は水を通さないドロミテ(白雲石)層であり、一方、右岸には水を通す脆い石灰沈殿層が広がっています。
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以下、冊子の写真をスキャナーしたものを掲載します。
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