私が単身赴任していた頃、20年少し前位に書いた文章で自己紹介的なものであります。
名前はクリバン。米国、ハワイ州、ワイキキ、アメリカンマーケットプレイスのクレージーシャツ👕の生まれである。
じつは僕、純真無垢な迷える子羊ちゃんではなく、御存じの通りすれた猫だったのです…………
聞こえるぞ‼歯はネズミ🐭だと、横で誰かが言っている❗
主人の名は………🐱『一』が付いているから当然長男であるが一家の大黒柱などという意識はまったく無いようで当然ガッツもあるわけない、むしろスネカジリの甘えん坊なのである。
背が低いのと酒🍶が飲めないのが可哀想ではあるが、何故か母性本能を擽るようなところもあるらしく？👍『B型』に弱いのが欠点である。
本人は『弱い』と『好き』とは別だと言っているが本当だろうか⁉吾が輩にはその辺はよくわからない。本人はちなみに『A型』である。
そうだ❗細君が『B型』なのである。めっぽう弱いようである。
主人は単身赴任。細君は横浜の銀蝿がたむろするとかいう所で優雅にテニス🎾を楽しんでいるようだ🎵。吾が輩は毛という装飾で覆われているのだが寒さに弱い、だが主人と一緒に赴任地に連れてこられた、ややもすれば笹藪の中に捨てられていたかもしれない。🐸蛙のぴょん吉のように主人のTシャツやセーターにしっかり住み込んでいる。
住み込んでいるといえば、吾が輩だけでなく家（アパート）には熱帯魚🐠水槽（90cm）が2本もあり居室にどっしり置かれている。主人は『金魚』『金魚』と言っているが、とんでもない、ナマズの兄貴のような『セルフィンプレコ』なるお化けの魚🐡？が居る。吾が輩も魚は好物だが、こいつだけは食べる気にならない、彼？（彼女？）の餌はなんと😵茹でたほうれん草が好物なのだ、よって主人は彼？を『ポパイ』と呼んでいる。他にシクリッド類がほとんどであるが30cm程ある『オスカー』という名前の奴とアフリカ、マラウイ湖のハプロクロミス､アーリーやタンガニイカ湖のキフォチア、フロントーサ等が静かに暮らしている。
単身赴任が故に1.5カ月に一回くらいの割で細君に逢いに（いや、横浜の家🏠へ義務的に？………いや、喜んで………）演歌は苦手なくせに「はるばる来たぜ‼横浜🎵高まる胸を弾ませて🎵明日は…………🎵」等と口ずさみながら帰って行くのである。
先日、主人が帰った時に「何食べたい？聞くな❗作った事が無い」（詠み人知らず）と寝がけにブツぶつ言っていたのを聞いたことがあった。吾が輩も時々一緒に連れて行ってもらうが、横浜に着くとだいたいバックの中に入れられたままである、細君の好みに合った服を着せられて食事🍴😋🍚や買い物👜👗に出かけるようで、吾が輩と九ちゃん（九官鳥）は留守番である。
九ちゃんは自分のことを「九ちゃん」と言う、声はすこぶる良い、一人（いや、１羽だ）言でよく喋る「おはよう―」「こんにちは！」「ただいま―」「こら―❗」「だめじゃないのよ―‼」歌も歌う、音程も合っているのである、
戦場に架ける橋のテーマソング「クワイ河マーチ」、松田聖子の「あなたに会いたくて」、口笛で口ずさむ、鶯の鳴き声も上手である。
１日に一回は九ちゃん、籠の入り口を勝手に嘴で開けて居間の中を飛び廻る。（散歩のつもり❔）我々が居間の窓を開ける時は洗濯挟みにて籠の入り口を挟んでおかないと勝手に出て行ってしまうからやっかい。
九ちゃんも今に二歳になる。❕
続きは次回に❗
